群馬大学医学部推薦対策塾
医学部受験ガイド 推薦入試

群馬大学医学部 推薦入試の小論文 ── よく出るテーマと、合格する答案の書き方

医学部の推薦入試で、小論文は何を見られているのか。よく出るテーマ、出題の形式、合格する答案の組み立て方、そしてよくある失敗まで。28年の指導の中で、生徒さんに伝えてきたことをまとめました。

出題の形式(課題文の有無・英文の有無・字数・試験時間)は、年度によって変わることがあります。受験する年度の形式は、必ず大学の公式の募集要項でご確認ください。

小論文で見られているのは「知識」ではありません

医学部の小論文は、医学の知識を問う試験ではありません。見られているのは、与えられた問題を正しく読み取る力、自分の考えを筋道立てて伝える力、そして「この人は医師として患者さんや社会とどう向き合うのか」という姿勢です。

知識をたくさん並べた答案より、ひとつの問いに誠実に向き合い、自分の言葉で結論まで書き切った答案のほうが、ずっと高く評価されます。

入試は、他の受験生との戦いです

当たり前のことですが、合格者の数は決まっています。誰かがより優れた答えを出せば、その人が合格し、誰かが落ちます。入試は自分との戦いではなく、同じ大学を目指す他の受験生との戦いです。

「誰かと同じだから安心」ではありません

参考書どおりの答え、よく見る模範解答、周りと同じ書き方。それは「間違いではない」だけで、ほかの受験生の中から抜きん出ることはできません。周りと同じものは、周りと一緒に落ちます。必要なのは、本人の経験と考えを、誰よりも深く、正確に示して、賢く抜きん出ることです。

よく出るテーマ

医学部の小論文では、次のようなテーマがくり返し取り上げられます。どれも「正解がひとつではない」問題で、自分の立場をはっきりさせたうえで、反対の考えにも目を配れるかが問われます。

群馬大学医学部を受ける方は、特に地域医療について、群馬県の実情(医師が都市部に集まりやすいこと、高齢化、山間部の医療)を自分の言葉で説明できるようにしておくと安心です。地域枠の仕組みは、「地域枠とは?」の記事にまとめています。

出題の形式は、大きく3つ

1.課題文型

日本語、または英語の文章を読み、その内容をふまえて自分の考えを書きます。医学部では英文の課題文が出されることも多く、英文を正確に読み取る力が、そのまま小論文の点数に直結します。

2.資料・グラフ型

統計やグラフを読み取り、そこから分かることと、自分の考えを書きます。数字を正確に読み取ること、読み取った事実と自分の意見を分けて書くことが大切です。

3.テーマ型

「医師に必要な資質とは何か」のように、短いテーマだけが示されます。自由度が高いぶん、構成の力がそのまま出ます。

合格する答案の組み立て方

形式が違っても、合格する答案の骨組みはほぼ同じです。

  1. 問いに対する結論を、最初に一文で示す
  2. 理由を、二つ程度に絞って述べる
  3. 具体例で、理由を裏づける(ニュース、統計、自分の体験など)
  4. 反対の立場にも触れ、それでもなぜ自分の結論なのかを示す
  5. 医師としてどう向き合うかで締めくくる

この骨組みを、試験の前に体にしみ込ませておくことが、本番で落ち着いて書ける一番の近道です。

よくある失敗

練習の進め方

  1. よく出るテーマごとに、自分の意見を短いメモにまとめておく
  2. 本番と同じ字数・時間で、実際に書いてみる
  3. 第三者に読んでもらい、指摘を受けて書き直す
  4. 書き直した答案と、志願理由書・面接で話す内容が食い違っていないか確かめる

小論文は、書いた本数より、書き直した回数で伸びます。一度書いて終わりにせず、同じテーマを何度か書き直すことで、考えが深まり、文章が引き締まっていきます。

当塾での小論文の指導

当塾では、群馬大学医学部の推薦入試の小論文について、約20年分の出題を手元で分析しています。テーマの傾向、形式、求められる字数に合わせて、本番と同じ条件で書く練習を重ね、合格レベルの答案を自分で書けるところまで引き上げます。詳しくは、小論文・志願理由書対策のページをご覧ください。

公的機関の資料や、一般の方にも知っておいてほしいサイトは、参考資料・リンク集にまとめています。

医学部以外の学部にも対応しています。この記事は医学部を例にしていますが、当塾では、他大学の医学部はもちろん、医学部以外の学部の推薦・総合型選抜(小論文・論文・作文)にも対応しています。全学部対応です。志望校と学部を、問診票でお知らせください。

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