群馬大学医学部の学校推薦型選抜について、保護者の方からよくいただく質問をまとめました。日程・人数は2027年度(2026年11月実施)の募集要項にもとづきます。出願の際は、必ず群馬大学の最新の募集要項でご確認ください。
群馬大学医学部の学校推薦型選抜とは、どのような入試ですか?
群馬大学医学部医学科の学校推薦型選抜(学校推薦型選抜Ⅱ)は、高校からの推薦を受けた現役生が対象で、書類・小論文・面接と大学入学共通テストの成績で合否が決まる入試です。2027年度入試の募集人員は一般枠25名、地域医療枠12名(認可申請中)です。一般選抜(前期日程65名)とは別の入り口で、学力試験の点数だけでは決まらないのが特徴です。
出願できるのは、どんな生徒ですか?(出願要件)
主な要件は、①現役の高校3年生であること、②調査書の学習成績の状況(評定平均)がA段階(4.3以上)であること、③数学Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cのうち2科目以上、物理・化学・生物のうち2科目以上を履修していること、④高校長の推薦があること(推薦できる人数は一般枠・地域医療枠を合わせて1校5名まで)、⑤合格したら必ず入学する専願であること、です。評定平均は高1の1学期から算入されるため、高1・高2の成績がそのまま出願資格に関わります。
一般枠と地域医療枠は、何が違いますか?
一般枠(25名)は卒業後の進路に条件がありません。地域医療枠(12名・認可申請中)は、卒業後に群馬県内の指定された医療機関で一定期間勤務することを条件に、県の修学資金が受けられる枠です。地域医療枠では志願理由書の提出が求められ、地域医療への意思が面接でも問われます。どちらの枠で出願するかは、ご家庭の考えと本人の将来像を踏まえて、出願前に決めておく必要があります。
出願・試験・合格発表はいつですか?(2027年度入試)
出願期間は2026年11月1日(日)〜11月6日(金)、小論文と面接は2026年11月21日(土)〜22日(日)に群馬大学で実施されます。その後、2027年1月16日(土)〜17日(日)の大学入学共通テストを受験し、合格発表は2027年2月10日(水)です。つまり、志願理由書や推薦書の準備は10月中に終えておく必要があり、共通テストの勉強も並行して続けることになります。
選考では、何が見られますか?
提出書類(調査書・推薦書・適性資質調査書、地域医療枠は志願理由書)、小論文、面接、共通テストの4つを総合して判定されます。面接は複数の面接員による集団面接(約40分)で、医師を志す理由、医療や社会の問題に対する考え、協働する姿勢などが問われます。共通テストは5教科7科目が課され、推薦であっても一定の学力が前提になります。
小論文は、どのような出題ですか?
医療・生命科学・社会に関する文章や資料を読み、自分の考えを論理的に述べる形式が中心です。知識の量よりも、課題文を正確に読み取る力と、根拠を示して自分の意見を組み立てる力が問われます。対策としては、医療倫理・地域医療・高齢化・医療とAIなど、頻出のテーマについて自分の言葉で書く練習を、10月までに繰り返しておくことが大切です。
面接では、どんなことを聞かれますか?
なぜ医師になりたいのか、なぜ群馬大学なのか、地域医療についてどう考えるか、高校時代に力を入れたこと、最近関心を持った医療のニュース、といった質問が中心です。集団面接なので、他の受験生の発言を聞いたうえで自分の考えを述べる場面もあります。書類に書いた内容と面接での受け答えが食い違うと信用を失うため、志願理由書は本人の言葉で書き、その内容を自分で説明できるようにしておくことが重要です。
高1・高2のうちに、何を準備しておくべきですか?
第一に評定平均です。A段階(4.3以上)は高1の1学期から算入され、あとから取り返すのが難しいため、定期テストを一つも落とさない姿勢が推薦への最短距離です。第二に、数学と理科の履修科目を要件どおりにそろえること。第三に、医療に関する読書や体験、探究活動など、志願理由書と面接で語れる材料を少しずつ蓄えておくことです。
推薦で不合格だった場合、一般選抜は受けられますか?
受けられます。学校推薦型選抜の合格発表は2027年2月10日で、一般選抜前期日程の出願期間(2027年1月25日〜2月3日)とは重なりますが、推薦の結果を待たずに一般選抜にも出願しておくのが通常です。ただし推薦は専願なので、推薦で合格した場合は必ず群馬大学に入学することになります。
学校の指導だけで足りますか?塾は必要ですか?
高校でも志願理由書の添削や面接練習は行われますが、担当の先生が医学部の推薦入試に精通しているとは限らず、一人ひとりにかけられる時間も限られます。志願理由書を「本人の言葉」で仕上げ、面接でその内容を自然に語れるところまで持っていくには、医学部推薦に特化した個別の指導が役に立ちます。逆に、志願理由書を代わりに書いてしまうような指導は、面接で崩れるため避けるべきです。
群馬大学医学部推薦対策塾では、何をしてもらえますか?
志願理由書の添削、小論文対策、面接対策、評定・活動実績の整理、推薦入試の戦略づくりを、一人の指導者が一貫して担当します。レッスンは電話での個別コーチング(1回68分・月3回)で、日々の質問はLINEで受け付けます。指導歴28年の塾長が全員を直接担当し、定員は各曜日6名まで。推薦入試の合格率は75%(2020〜2023年)です。高1・高2・中学生のご相談もお受けしています。
塾の名前が変わったと聞きましたが、同じ塾ですか?
はい。当塾は2010年に前橋で開校した「旧帝医学部受験学院」(Googleマップ上の表記:旧帝医学部受験学院New)を前身とし、2026年より「群馬大学医学部推薦対策塾」に名称を変更しました。指導者・指導方針は変わっていません。
ご相談
お子さまの学年・評定・志望枠をお知らせいただければ、推薦を目指せるか、今から何を準備すべきかを個別にお答えします。高1・高2・中学生のご相談も歓迎です。