医学部受験ガイド 入試制度
群馬大学医学部と医学部入試の動向 ── 2026年度入試の整理
2026年度入試の前後で調べた、群馬大学医学部の入試構成、地域医療枠、英語資格の扱い、全国の医学部入試の流れをまとめました。数字や日程は年度ごとに変わりますので、出願の際は必ず公式の募集要項をご確認ください。
この記事は2026年春時点の情報を整理したものです。定員・日程・出願要件は年度ごとに変わります。最終的な確認は、群馬大学の公式募集要項でお願いします。
群馬大学医学部医学科の入試構成
- 一般選抜は前期日程のみ(後期はありません)
- 共通テスト+大学の個別試験(面接・小論文が評価対象)
- 出願は1月下旬〜2月初旬、個別試験は2月下旬、合格発表は3月上旬
- 入学定員はおよそ110名。一般選抜と学校推薦型選抜のそれぞれに、一般枠と地域医療枠が置かれています
医学科については大きな制度変更は限定的で、基本構造は継続する傾向です。ただし、第2年次編入試験の募集人員や、他学部の選抜方法など、細かな更新は随時行われています。
地域医療枠の広がり
群馬県は2025年度から医学部の地域枠を増員しています。群馬大学の枠に加えて、県外の私立医学部(東京医科大学・杏林大学・帝京大学など)にも、群馬県の地域枠が新設されました。目的は、県内の医師不足の解消と医療人材の確保です。
地域枠の典型的な条件は、在学中の修学資金の貸与(大学により月10万〜15万円程度)と、卒業後に指定された地域の医療機関で一定期間(臨床研修を含めて計10年程度が目安)勤務することによる返還免除です。勤務先の例としては、公立病院、地域の基幹病院、へき地の診療所などが挙げられます。
制度の詳しい中身は、「地域枠とは? 仕組み・メリット・注意点」の記事にまとめています。
英検・英語資格の扱い
- 医学部入試で英語資格が使われるのは、主に推薦型選抜・総合型選抜の出願条件や加点要素としてです
- 英検2級〜準1級を基準にする大学が多く、準1級以上は優遇される場合があります
- 群馬大学の地域医療枠では、英語能力(英検2級以上など)を出願要件にする場合があることが要項で示されています
- 群馬大学の一般選抜では、英検の提出は必須ではありません
全国の医学部入試の流れ
- 新課程入試(情報Ⅰなどの導入)は2年目に入り、出題形式は安定しています
- 推薦型・総合型選抜の拡大、配点の変更、求める人物像の明確化など、選抜方法の細かな調整が続いています
- 私立医学部では定員増の動きがあり(順天堂大学・昭和医科大学・東邦大学など)、試験日程や方式を変える大学もあります
- 国公立は二次試験(記述・思考力)重視の傾向が続き、面接では志望理由と地域医療への理解が安定して重視されています
- 医学部人気は高い水準で安定し、安全志向から併願数が増え、地方の国公立医学部への注目が上がっています
医療政策の流れ
地域医療構想は2025年度までの計画で、次の枠組みが検討されています。地方の医療人材の確保は引き続き大きなテーマで、地域枠と修学資金の制度は、今後も維持・微調整される可能性が高いと見ています。群馬県内でも、県と医療機関、大学が連携した未来の医療人材を育てるイベントやシンポジウムが継続しています。
受験生とご家庭への示唆
- 群馬大学医学部は「前期一本・面接と小論文あり」。学力試験に加えて、自分の考えを言葉にする準備が欠かせません
- 地域枠を考えるなら、制度の条件(勤務義務・返還条件)を家族で共有してから決めましょう
- 推薦型を視野に入れるなら、英検の準備を高1〜高2のうちに進めておくと選択肢が広がります
- 入試制度は「安定しつつ細かい調整が続く段階」です。年に一度は公式要項を確認する習慣を
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