群馬大学医学部入試について

群馬大学医学部入試について

2021年度の入試について
試験は2回(推薦入試、一般前期試験)である。
 出願状況
(1) 推薦入試
募集人員…25(一般枠)
12(地域医療枠)
出願者数…94(一般枠)
44(地域医療枠)
合格者…25(一般枠)
12(地域医療枠)
倍率…3.8(一般枠)
3.7(地域医療枠)

(2) 一般前期試験
募集人員…65(一般枠)
6(地域医療枠)
出願者数…164(一般枠)
24(地域医療枠)
合格者…70(一般枠、うち追加合格4)
6(地域医療枠)
倍率…2.5(一般枠)
4.0(地域医療枠)

 日程
(1) 推薦入試
出願期間…(2020年)11/1~11/6
第1次選考実施…11/7
学力試験…11/21.22
合格発表…12/4
入学手続締め切り…12/14

(2) 一般前期試験
出願期間…1/25~2/5
共通テスト…1/16・17
学力試験…2/25・26
合格発表…3/6
入学手続締め切り…3/15

 入試科目
(1) 推薦入試
【出願書類】
調査書(評定4.3以上)、推薦書、適性資質調査書、志願理由書(地域医療枠のみ)
【大学入学共通テスト】
2021年度までは大学入試センター試験を免除していたが、2022年度からは大学入学共通テストを課すことに変更された。
【面接】
集団3対3、40分間
【小論文】
小論文①:国語、小論文②:英語

(2) 一般前期試験
共通テスト
5教科7科目(450点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA,数IIB計2科目(100)
【理科】物・化・生から2(100)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](100)
《地歴》世A,世B,日A,日B, 地理A,地理B(50)
《公民》現社,倫,政経,倫・政経(50)
●選択→地歴・公民から1科目
学力試験
2教科+面接(450点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(150)
【理科】「物基・物」・「化基・化」から2(150)
【小論文】理系と英語の能力を問うことがある(150)
【面接】集団面接25分間
個別(2次)配点比率
50%

 入試問題の対策と傾向
(1) 推薦入試
小論文①:日本語で書かれた文章を読み、問題に回答していきます。愛用は生物系や医療系が多いものの、全く関係ない内容の年もあります。群馬大学ホームページに掲載されている過去問を見ていただければ分かりますが、文章量はそこまで多くはないです。しかし、問題を解く上で得意不得意が顕著に出てしまいます。文章の途中が段落ごと抜けており、そこに入る内容を考えて書けという問題が多く問われます。また、グラフ等を見てそこから分かることや、科学的な知識や時事的なトピック等と絡めて記述するというようなものも出題されます。一般的な小論文と国語の記述試験の中間と言うとイメージしやすいかもしれません。
文章を論理的にかつ、簡潔にまとめるのが得意な人は簡単に回答できますが、文章を書くのが苦手な人にとっては難しく感じてしまう可能性があります。

小論文②:英語の論文を読み、日本語で回答するという形式です。英文は文章量が多く、医療系や生物系などの専門的な内容が書かれているため現役生にとっては難易度が高いですが、A4用紙1〜2枚程度の大量の語注が付いているので、広く浅く専門用語の英単語を押さえていれば問題ありません。とはいえ、文頭からゆっくり読んでいては設問に答える時間がなくなってしまいます。設問自体の難易度はそこまで高くなく、また文章の流れ通りに問題が作成されているので英文の読解力があれば高得点を狙えます(採点基準等は非公開なので具体的な配点はわかりません)。文章を読み、論理的に回答を記述するスピード勝負をいかに攻略するかが合格のカギになります。文章の大まかな内容を掴みながら読み進め、設問の回答となる部分をいかに早く探し当てることが重要です。

面接
3対3の集団面接になります。時間は40分間で面接官からの質問に受験生が順に答えていきます。質問される内容としては、なぜ医者になりたいのか、なぜ群馬大学を志望したのか、在籍している高校の特徴は、高校で何に力を入れていたのかなどといった典型的なものから、現在の医療の問題点とその対策について意見を求められるなど医学的な内容について聞かれることもあります。
答える際には論理的にかつ短く回答するように心がけると良いです。まとまりの無い内容を長くだらだらと答えていると、面接官から追求される種を自分から撒いてしまうことになりかねません。また、典型的な質問に対してあらかじめ回答を用意することになりますが、一言一句暗記するのは良くないです。予想外な質問が来たときに素早く返答できなくなってしまいます。原稿を丸暗記している雰囲気を出さないように落ち着いて答えることが重要です。質問内容によっては自分の知識では分からないこともあり得ます。その時には「わかりません。」と正直に答えるべきです。間違った知識でその場を乗り切ろうとしても、逆に追求され続けてしまうなど苦しい流れになってしまいます。

(2) 一般前期試験
数学は、大問5題で120分間の試験になります。近年難易度は上昇傾向にあります。数学1Aから数学3まで幅広い範囲から満遍なく出題されていますが、その中でも、数列、ベクトル、複素数平面、式と曲線、微分積分のあたりから出題されることが比較的多いです。他学部で出題されている問題と共通するものも登場しますが、誘導問題がなくなっていたり、深く掘り下げたりなど、設問は難しくなっています。その分、大問ごとの問題数が少ないので一問の配点が大きいと予想されます。

理科は物理と化学を合わせて120分間の問題となります。化学と物理ともに、問題設定や条件は他学部と共通ですが、より複雑な計算や詳しい内容まで問われます。難易度はそこまで高くありませんが、物理に関しては問題数が多い特徴があります。比較的化学は簡単な設問が多いので、いかに化学を早く解き終え、物理に時間をかけられるかが高得点を取るのに重要になります。基礎問題や典型問題を素早く、正確に解く力が試されます。

小論文に関しては、推薦入試の小論文②のような長い英文を読み、日本語で答える形式です。読解力に加え、自分の意見を科学的知識を踏まえて論理的に表現できるかを判定されます。

面接は、推薦入試と同様です。

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