学習日記③ 高校1年

学習日記③ 高校1年

1学期~夏休み

高校に入って、まず驚くのが、授業のペースの速さだと思います。旧帝大や医学部医学科を目指している人たちからすると、中学の授業は暇な時間も多かったと思いますが、高校に入ると、特に数学は、授業についていくだけで精一杯になります。まずは、その速さに慣れてください。
次に家庭学習についてです。私は、平日は毎日部活があり、家に帰るのはいつも7時近くになっていました。その後風呂に入り、夕食を済ませ、休憩し、勉強を始めるのは8時半を過ぎていました。その後2時間弱くらい勉強し、少し休憩を挟み、また1時間半程度勉強、そして12時過ぎに就寝というのを繰り返していました。高校に入ってからは自分のスマホでゲームができるようになってしまったがために、日によっては休憩時間が長くなりすぎたこともあったように思います。塾に行った日は、10時半ごろに帰宅し、一応その後も机に座ってはいました。部活をし、さらに3時間勉強した後なので正直集中はできていませんでしたが、勉強しようとしていたこの習慣が、部活引退後の受験勉強に役立ちました。平日の勉強習慣は、部活を引退するまでずっとこのような感じです。

2学期~冬休み

そろそろ高校の授業ペースに慣れてくる頃かと思います。慣れてくると、何が大変かがなんとなく見えてくると思います。私の場合は、コミュニケーション英語の予習課題が大変でした。皆さんに同じ課題が出されているかどうかは分かりませんが、私の場合、毎授業前までに、教科書の文章を和訳するというものがあり、これが時間も手間もかかった記憶があります。土日がある場合はともかく、平日はどうにもならないということも珍しくなかったです。というのも、前回も書きましたが、平日は部活後どう頑張っても3時間ぐらいしか勉強時間が取れず、その3時間も眠気との勝負で常に集中できるとは限らないし、もちろん英語の予習以外にもやっておきたいことはたくさんあります。そこで、こんなときにおすすめの予習方法を一つ紹介しておきます。それは、英文を読み、頭の中で和訳してみて、訳しにくかったところと知らない単語を別々の色でマークしておくというものです。この方法だと、ノートに書かないため効率が良く、また少なくとも自分が確認しておかないといけないところは把握できます。マークした部分は、授業までに自分で調べるか、友達に聞くなどしてある程度解決しておくと、楽に授業を受けられます。ただし、先生から予習チェックを受けると評定の低下につながるので、これはあくまで最終手段です。
次に、この頃自分が何の勉強をしていたか紹介します。数学は、前回紹介した通り予習をしていましたが、おすすめするのは授業で習ったところの青チャートでの復習です。英語は、基本的に学校の予習ばかりでしたが、確か12月ごろから英検準一級に向けての勉強を始めていました。もう一つ、これが一番皆さんに勧めたいものですが、センター現文の演習をしていました。特に理系で国語が苦手な人は、やっといて損はないです。というのも、センター現文はマーク式なので、練習すれば安定して高得点が取れるようになります。もちろんそのためには時間と労力がかかりますが、3年になってから本腰を入れて国語の対策をするような時間は全くありません。比較的暇な1年のうちに、センター現文の力を一度本番レベルまで磨いておくと、3年の夏休み以降がかなり楽になります。

3学期~春休み

まずは自分の学習習慣や勉強内容を紹介します。生活習慣については、今までと同様、平日は7時過ぎに家に帰り、そこから風呂、夕食を挟んで3時間ほど勉強するという感じで、休日は部活やそのほかの予定がないときは2時間程度勉強し、15分から20分ほど休憩するというのを繰り返し、多い時で一日7、8時間勉強するという感じでした。内容については、数学はひたすら青チャートを解いていました。国語は前回書いたセンター現文の勉強、英語は授業の予習と英検準一級(やTOEIC)の対策をしていました。
私は、この頃から英検準一級の対策を本格的に始めました。準一級は2年の6月に取得できたのですが、それよりも、2年の前半までに英語を入試本番に近いレベルまで引き上げられたことが、何よりよかったなと思っています。前回の現代文の話と同じですが、受験期に英語を重点的にやる必要がなくなり、3年の夏からがとても楽になるからです。実際、私は高3の夏休み以降、英作文の対策には苦しんだものの、長文読解や単語などその他の学習はそれほど苦労せずに済みました。地方国公立の医学部や旧帝大のレベルと、英検準一級のレベルはかなり近いということもあり、1、2年のうちに英検を取っておくということは、推薦を考える場合はもちろんのこと、そのつもりがなくとも英語の学習目標の目安としてお勧めできます。ただし、準一級で重要な単語と、国公立入試で重要な単語は少し違うため、準一級が取れればもう完璧だというわけではないことは忘れないでください。

おまけ1:定期考査前

定期考査前の勉強については、毎回ほとんど同じなので、ここでまとめて紹介します。まず、私が1年のときの主な科目は英数国、物理基礎、生物基礎、世界史Bでした。私の場合、定期テスト前の時以外は、理科社会は全く勉強していなかった(受験で使う予定の物理も含めて)ので、逆にテスト前はその3科目に勉強時間のほぼ全てを費やしていました。生物と物理は、問題集(生物はセミナー、物理はリードα)を2周し、不安な問題だけ3回解くということをしていました。世界史は、問題集の解答を黄色ペンで書き込み、赤シートで隠して暗記するということをひたすらやっていました。数学やコミュ英については、提出課題を解くぐらいしか対策していません(普段からやっていたため。)。国語については、授業で使ったプリントをそのまま暗記していました。これは、定期テストで点を取るためだけのもので、入試には全く役立たなかった印象があります(特に現代文。古典については、単語や文法を覚えられるので、センター試験まで見据えた勉強としても意外に役立ちます。)。英語表現については、例文を丸暗記するという勉強法がおすすめです。文法やイディオムを、その使い方とセットで覚えられるからです。また、「正しい」英文をたくさん覚えておくと、英作文の精度が上がります。毎回の定期考査のために文章を丸暗記するのはかなり苦痛ですが、実は英作文の対策として、とても効率的なことをしていることになるのです。私は、面倒くさがって英文暗記をさぼっていたため、高3の夏休みにかなり苦労しました。ちなみに高3夏休みに英作文対策としてやっていたことのメインも英文暗記でした。
一年のうちは、受験で使わない教科も勉強することになります。特に推薦入試の受験を考えている人に対してですが、入試で使わないからといって手を抜かないでください。理由は2つあって、まず1つが評定平均のことです。推薦といえば評定が重要だというのは想像がつくと思いますが、評定が重要になるのは、入試本番ではなく実は校内選考のときです。入試では、評定平均5.0の人が落ちて4.8が受かるということもよくあります。しかし、校内選考では、基本的に評定が高い順に受験の権利を得ることになります。つまり、いくら推薦入試の対策をしようが、評定平均が低いとそもそも推薦入試を受けられないのです。次の理由は、推薦入試の問題では何が出題されるかわからないということです。私が推薦入試を受けたときは、小論文の問題の中に、腎臓の構造を問う問題や、ことわざの意味を問う問題が出てきました。ちなみに私はどちらも大体解けました。それは、入試で使わない生物基礎もきちんと勉強してきたからであり、定期テストの国語の対策のような、明らかにセンター試験に役立たなそうな勉強もしてきたからだと思っています。要するに言いたいのは、どこでどんな知識が役立つかはわからない、ということです。推薦入試は出題範囲が読めないため、普段からできるだけ知識を溜め込もうという意識があるかどうかが、当日の明暗を分けます。

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