勉強計画について

勉強計画について

大学入試は、英語・数学・理科(物理・化学・生物)や共通テストの国語・社会(地歴公民)の5教科の総合得点で競うもの(理系の場合)です。
そう言われると、特に高校1年生の場合、受験期にはその5教科にそれぞれ等しく時間を費やしているというようなイメージが思い浮かんでしまうかもしれません。しかし、実際はそんなことはありません。高校3年の夏休み以降の時間配分は、数学と理科が8割近くを占めることになります。理系科目は、高校3年の2学期にならないと授業が完了しないにもかかわらず、一度理解してから受験で点を取れるレベルまで引き上げるのに時間がかかるからです。
ということは、3年になるともう国語や英語に回す時間はそれほど残っておらず、そこからなんとかしようとしてもほとんどの場合で手遅れになってしまいます。一方で、そのような言語系の科目は、現状維持するだけならとても簡単です。そのため、それほど忙しくない1年や2年前半のうちに、それらの科目を受験で使えるレベルにまで引き上げておくことが重要になります。
具体的には、中堅の医学部医学科を志望するのなら、2年の夏休みの時点で共通テストの現代文は8割安定、英語は9割程度取れるようにしておくと、それ以降が非常に楽になります。ということは、授業の進行と無関係に勉強を進められる現代文の場合、一年のうちから共通テストの過去問演習を始めておく必要があります。英語についても、2年前期で英検準一級を狙えるくらいにしておきたいです。そのためには、準一級対応レベルの単語帳に一年の冬くらいから取り組まなければならず、そのためには2学期中に2級レベルは余裕でクリアできている必要があります。
このように具体的に計画を立てたとしても、これを1人で実行できる人はそれほど多くないです。受験までまだ時間があるからなんとかなるだろうという甘えは誰にでもあると思います。しかし、部活や学校行事に時間を使い、さらに友達と遊んで過ごしていると、受験期は想像以上にあっという間にやってきてしまいます。そして直前期になって焦ることになってしまいます。高校生にとって大学入試は当然経験のないことですから、自分1人の力ではこうなってしまうのも無理はないかもしれません。だからこそ、塾などに行って、大学入試を知っている誰かに、勉強のペースを手助けしてもらう必要があるのです。

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